けいれん
 
けいれん(ひきつけ)
 
 手足をつっぱり、眼球を上に向けたまま歯をくいしばり、唾液を流し、意識がなくなる
状態がけいれん、いわゆる「ひきつけ」です。 
 
子供に多い熱性けいれん
  高熱に伴って、全身のけいれんを起こすものをいい、生後6ヶ月から6歳の間、
 特に1〜3歳のときに多く起こります。


  子供のけいれんは意外に多く、10〜20人に1人は子供時代になんらかのけい
 れんを経験しているといわれています。

  熱が急に上がるとき(38℃以上)に起こりやすいですが、たいてい5分以内で治
 まるといわれています。

  発作は一度しか起こさないことがほとんどですが、時に1回の発熱でけいれんを
 繰り返したり、熱を出すたびにけいれんを起こす子がいます。

  7歳以降では自然に起こらなくなりますが、一部にてんかんを起こす子供がいる
 といわれています。
 
けいれん時の観察と応急手当
 
1.冷静に観察しましょう。
   けいれん状態(けいれんの部位、つっぱっているか、ガクガクしているか)
持続時間、熱の有無、頭痛、嘔吐、けいれん前後の意識状態などの情報は
医師の診断治療に重要な要素であるので、観察者(母親等)は、けいれん
状態を冷静に観察することが大切です。

 特に、「けいれんの持続時間」は、想像以上に長く感じられるので、冷静
に持続時間を観察して下さい。(必ず「時計」で確認しましょう。)
 
2.呼吸がしやすいように衣服をゆるめ楽にしましょう。
   けいれん中は、大声で呼んだり、
揺り動かしたり、無理に押さえつけ
たりして刺激を与えないようにします。

 無理に口をこじあけて、「スプーン」
や「割りばし」
などを入れると、かえって
口の中を傷つけてしまうので大変危険
です。

 衣服のボタン等を外し、身体の圧迫を
ゆるめ、楽な体位にして「安静」を保つ
ようにしましょう。
 
3.嘔吐に備え、顔を横に向けましょう。
  顔を横に向け、おう吐が起きても、吐い
たものが気管内に入らないように気を
つけましょう。

(必要に応じ体ごと横向きにし、
  窒息を防ぎます。)
 
年齢に関係なく医師の診察が必要なけいれん状態
 
@ けいれんが10分以上持続するもの
A 短時間にけいれんを繰り返すもの
B けいれん後、意識が回復しないもの
C 嘔吐を繰り返すもの
D マヒがみられるもの(手足の力がなく動かさない、顔がゆがむなどの症状)
※ 以上のような場合には、熱性けいれん以外の病気が考えられますので、
  早急に、救急車を要請するか、医師の診察を受けましょう。
 
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