ある家のおばあちゃん。
縁側に出て、日なたぼっこをしながら、お灸を始めた。
足指のお灸の燃えかすは、足元の新聞紙やタオルを入れた道具箱の中に
落とす。 ――――― 長年の習慣である。

「やれやれ、終わった。心なしか元気になったようだ・・・。」

 一人ごちながら、道具箱を片づけ、日課の散歩に出る。
あいにく、家人は留守であった。
――――― しばらくして、近所を通りかかった男性、おばあちゃんの家から
出ている黒煙を発見・・・!

住宅を全焼したこの火災は、おばあちゃんがお灸の道具箱に落としたお灸の
カスに残った火種からの出火であった。
 
 
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